《 火 を 絶 やすな 〜 今 、できることをやろう!〜》
芦屋第3団 のスカウトの 皆 さん
( 保護者 の 皆 さんは、この 文章 をスカウトと 一緒 にお 読 みください。)
新型 コロナウイルス 感染症(以下 、COVID-19)の 拡大 は 世界中 の 問題 となり、その 収束 の 目処 はまだ 立 っておりません。また、 政府 より緊急事態宣言が 発令 され、 私 たちの 住 む 兵庫県 では 生活 に 不要 な 外出 は 制限 されることになりました。これにより、ボーイスカウト 活動 をみんなで 集 まってすることはできなくなってしまいました。
まずは、 日本連盟 コミッショナーよりメッセージ「Scouting Never Stops」を 読 んでください。ビーバー、カブ、ボーイ、ベンチャー、ローバーのみんなに 向 けたメッセージもあります:
https://www.scout.or.jp/member/scouting-never-stops/
さて、 芦屋第3団 の 指導者 からスカウトのみんなに 伝 えたいことが2つあります。
1つ 目 は、 以前 にも 伝 えましたが、スカウトの 活動 をしばらくお 休 みにするのは、COVID-19 の 感染拡大 を 止 めようという 日本 や 世界 の 取 り 組 みに 協力 するためです。みんなで 力 を 合 わせてこの 難 しい 問題 を 乗 り 越 えていこうとしているのに、ボーイスカウトが 集会 をやってしまうと、 参加 したスカウトが COVID-19 に 感染 してしまうかもしれません。また、それを 家族 にうつしてしまうかもしれません。さらに、それが 近所 の 人 やもっとたくさんの 人 に 拡 がってしまうかもしれません。スカウトの 活動 をすることで、 感染 を 拡 げてしまうようなことは 絶対 に 避 けなければならないのです。 活動 がないのは 大変残念 なことですが、 今 は 我慢 のときです。
そして、スカウトは COVID-19 の 感染拡大防止 のために 一人 ひとりができることをしなくてはなりません。 私 たち 一人 ひとりが 普段 の 生活 の 仕方 や 行動 を 変 えていくことが 大切 です。
具体的には、
・「 生活に必要な外出」 以外 の 目的 で 外出 しない。 病院 に 行 く、 買 い 物 のお手伝 いにお 父 さんやお 母 さんと一緒 に 行 く、 適度 な 運動 をするために 公園 に 行 くなどは 構 いませんが、それ 以外 の 遊 びに 行 ったり 友 だちと 会 うために 外出 することは 止 めましょう。
・3つの「 密 」を 避 ける: 人 が 多 く 集 まる 場所 には 行 かない、すごく 近 い 距離 で 人 と 大声 で 話 さない、 換気 の 悪 い 場所 には 行 かない
・ 外 から 帰 ったら「 正 しい 手洗 い」をする:20 秒以上石鹸 で 手 をこすって 水 で 洗 い 流 す
などです。
2つ 目 は、「 家 にいてもスカウティングは 出来 る」ということです。
前 にも、「こんなことをやってみましょう」というヒントも 出 しました。 先 ほどの 日本連盟 コミッショナーからのメッセージにもヒントが 書 いてありました。また、 日本連盟 のホームページには 全国 のスカウトがお 家 でやった 取 り 組 みを 紹介 されています
( https://www.scout.or.jp/member/scoutingathome/ )。
カナダのスカウトは、 家 で 病院 で 働 く 人 たちがマスクをずっと 掛 けても 痛 くならないように「イヤーガード」を 作 りました
( https://www.facebook.com/hebby2u/posts/10156905641747377 )。
私 は、 神奈川県川崎市 にいる 仲間 たちと 一緒 にスカウトソングを 歌 ったり 演奏 した 動画 をとりました
( https://www.youtube.com/watch?v=D3fhk1CGJR4&feature=youtu.be&fbclid=IwAR0CParZqxUrtxtSnPvmwUM1BMwaMymuUY5XdDzqZf-I46_P7t4hgoJZjNk )。
学校 が 長 い 休 みになって 宿題 がたくさん 出 たと 思 いますが、 合間 の 時間 にみんなもできることをやってみませんか?どんなことでも 良 いです。 出来 たら 是非 、 写真 や 動画 に 撮 ってリーダーに 送 ってください!みんなが 元気 に 家 でも 活動 している 様子 を 見 られるのを 楽 しみにしています。
最後 に・・・
たき 火 をしたことがある 人 は、 火 をちゃんとつけることが 大変 なのはよく 知 っていると 思 います。ちゃんと 火 がついて 安定 してきたら、 薪 をくべて 火 が 消 えないようにするのは 案外簡単 です。その 火 を 使 ってカレーを 作 ることも 出来 るし、 体 を 温 めることも 出来 るし、キャンプファイヤーでみんなで 楽 しく 過 ごすことも 出来 ます。しかし、 火 が 一旦消 えてしまってから、またつけるのは 大変 です。
私 たちは、スカウティングという 火 を 決 して 消 してはなりません。 小 さくなってし 弱々 しい 火 になったとしても、 消 えないように 努力 しなければなりません。 今 は 大 きな 薪 がないかもしれません。それなら、 小 さな 小枝 を 集 めて 少 しずつくべながらでも 火 をつけ 続 けることだってできます。
一番 はじめのタイトルは、ボーイスカウトの 歌集 に 載 っている「 火 を 絶 やすな」という 歌 の 歌詞 からとっています。
=====
わこうどの 心 のうちに 燃 ゆる 火 を
この 世 に 輝 く かがり 火 を
この 世 をあたたむ かがり 火 を
火 を 火 を 火 を 火 を 火 を 絶 やすな
=====
芦屋第3団 のスカウト 一人 ひとりが、 上 に 書 いた2つをしっかり 理解 し、 行動 することは、 皆 さんの 心 の 中 にあるスカウティングという 火 に 薪 をくべることなのです。そして、その 火 は、 他 の 人 たちを 明 るく 照 らし、 暖 めるものとなります。COVID-19 が 収束 するときまで、この 火 を 絶 やさずに 残 していきましょう。リーダーたちも 精一杯 お 手伝 いします。 頑張 りましょう!
2020 年 4 月 8 日